教育業界ニュース
先週(2022年5月30日~6月3日)公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。教員免許更新制度の廃止に96%が賛成、大学ランキングの発表等のニュースがあった。また、6月7日以降に開催されるイベントを12件紹介する。
Institution for a Global Societyは2022年6月3日、児童の資質・能力のデータを可視化する「Ai GROW(アイ・グロー)」が、昭和女子大学附属昭和小学校へ導入されることを発表。学校との直接契約(有償)では、私立小初となる。
Skyは2022年7月、学習活動ソフトウェアとして、コンピュータ教室での学習活動をサポートする「SKYMENU Pro 2022」とタブレット端末に対応した「SKYMENU Class 2022」を発売予定。販売代理店等を通して、小中高校・大学等へ提供する。
情報処理学会と教育学習支援システム研究会は、2022年8月20日~24日に広島国際会議場で「教育におけるコンピュータ」をテーマとする国際会議WCCE 2022を開催する。一般有料参加者の早期割引は6月30日まで。
「KGF2022」が2022年4月29日から7日間にわたり開催され、「教育のICT化の世界比較。教育のDX」と題し、すららネット 代表取締役社長の湯野川孝彦氏と、国際大学GLOCOM 准教授・主幹研究員の豊福晋平氏によるセッションが行われた。
iTeachers TVは2022年5月25日、千葉県立市川工業高等学校の片岡伸一先生による教育ICT実践プレゼンテーション「市川工業高校はあきらめない!!!!!~未来を選んだICT活用~」を公開した。GIGAスクールを先行する市川工業高校電気科のICT活用の取組みを紹介する。
2022年5月11日から13日まで東京ビッグサイトで開催された第13回学校・教育総合展(EDIX)。情報通信総合研究所 特別研究員の平井聡一郎氏に、今年の会場のようすから、日本の教育ICTの行方について予想していただいた。
リーバーと静岡県の富士宮市教育委員会は2022年5月19日、医療相談アプリ「LEBER(リーバー)」を利用した体温体調管理機能「LEBER for School」の利用契約を締結し、市内の全小中学校35校で利用開始することを発表した。
関東9都県市の首脳会議に基づき、千葉県が代表して「GIGAスクール構想」実現に向けた取組み支援について2022年5月20日、政府に要望書を提出した。環境整備等への財政支援に加え、デジタル教科書を無償とする等、教育格差が生じないよう措置を求めている。
文部科学省は2022年5月26日、第3回「教科書・教材・ソフトウェアの在り方ワーキンググループ」をオンラインにて開催する。会議のようすは、Zoomウェビナーで一般に公開。傍聴希望の申込みは、5月24日正午まで受け付ける。
文部科学省は2022年5月24日、第4回「GIGAスクール構想の下での校務の情報化の在り方に関する専門家会議」をオンラインにて開催する。会議のようすはオンラインで一般に公開。傍聴希望の申込みは5月23日正午まで受け付ける。
立命館大学は、2022年5月28日に「教育開発DXピッチ」を開催する。これは、ニューノーマルにおける教育・授業形態として、デジタルを積極的に活用した新しい教育手法を開発・実践しようとの目的で開催されるもの。当日は書類選考を通過した5チームがピッチを行う。
One Terraceは、販売する留学生向け学生管理システム「WSDB」の2022年5月23日~9月30日の契約で学生データの移行サービスを無料とするキャンペーンを実施。「IT導入補助金2022」の補助金対象ツールに登録されており、要件を満たせば学校法人も対象となる。
文部科学省は2022年5月17日、教育の情報化を進める際の疑問や相談に対応する「ICT活用教育アドバイザー」活用事業について、Webサイトに情報を掲載した。5月18日には、令和4年度(2022年度)ICT活用教育アドバイザー事業ポータルサイトを開設した。
meet inは、オンラインコミュニケーションツール「meet in」の教育機関を対象とした無償提供を2025年3月31日まで期間延長、障害者施設を対象に加えた。利用申込は、学校や施設単位でオンラインから行う。
Globeeが運営するAI英語教材abceedは2022年5月17日、abceedの基本機能を教科書とあわせて安価で利用できる「Essentialプラン」を新設し、公立高校への本格導入を開始したことを発表した。