教育業界ニュース
千葉県教育委員会は2024年3月11日、2023年度「教職員の働き方改革に係る意識等調査」の結果を公表した。多忙感を感じている教職員は前年度比2ポイント減の81%。勤務時間45時間以下の教職員でも76.1%が多忙感を感じており、時間外勤務時間以外の要因があることが示唆された。
千葉県教育委員会は2024年3月11日、2023年度「学校における働き方改革推進プラン取組状況調査」の結果を公表した。ICT活用などの達成率が向上する中、副校長・教頭の時間外在校等時間の多さが浮き彫りとなり、業務負担が集中していることが明らかとなった。
2022年度(令和4年度)の大学図書館資料費は718億円と、前年度(2021年度)より13億円増加したことが、文部科学省が2024年3月19日に発表した調査結果より明らかになった。特に、電子媒体は前年度より21億円増え、紙媒体を大きく上回っている。
日本漢字能力検定協会は2024年3月15日、2023年度高校・高等専門学校における「漢検」の資格活用状況調査の結果を公表した。漢検を入試で評価・活用している高校・高等専門学校は2,823校(51.6%)で、このうち半数が合否判定に利用していることが明らかとなった。
考学舎は2024年3月21日と27日、教育関係者を対象に「生成AI時代に勝ち残る中高生の思考力を育てるオンラインセミナー」を開催する。同社の時事作文コンテストの結果から、現代の中高生の読解力や思考力の傾向と課題を解説する。事前申込制。
文部科学省の推進により2023年度より一気に加速したアントレプレナーシップ教育。公教育での導入の鍵となる「総合的な探究の時間」について高校生100人にアンケートを実施したところ、半数を超える57%の生徒が、在籍校は主要5教科と同等またはそれ以上に熱心に探究の時間に取り組んでいると回答したことが、まつりばが行った調査結果から明らかになった。
文部科学省は2024年3月12日、2024年度(令和6年度)科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ」の公募を開始した。説明会は3月中下旬ごろ、Webにて実施予定。公募の締切りは5月17日。
デジタル・ナレッジが運営するeラーニング戦略研究所は2024年3月7日、大学におけるリカレント教育の実施状況に関する調査報告書を取りまとめ公開した。リカレント教育は大学全体の26%が実施しており、プログラム内容は統計・経営・一般教養・AIなど多岐にわたることがわかった。
千葉県教育委員会は2024年3月7日、2023年度(令和5年度)進路状況調査の結果を公表した。公立高校卒業者の大学等進学率は、前年度より1.4ポイント増の57.3%で、過去最高を更新した。一方、公立中学校等卒業者の高校等進学率は、前年度より0.2ポイント減の98.7%となった。
愛知県教育委員会は2024年3月5日、2023年度から公立学校に導入した「県民の日学校ホリデー(学校休業日)」の取組状況を公表した。全54市町村の公立学校と全県立学校で実施され、子供や保護者の満足感とともに、教職員の有給休暇取得の促進にもつながったという。
千葉県教育委員会は2024年3月6日、「千葉県いじめ重大事態対策強化事業」の2024年度(令和6年度)千葉県いじめ重大事態調査員の募集について公表した。任用期間は、2024年4月から2025年3月まで。報酬は1時間3,500円(所得税込)。
文部科学省は2024年3月6日、「学力向上のための基盤づくりに関する普及・促進事業」について、成果報告書「学力向上のための基盤づくり~その考え方と実践例~」を公開した。多くの学校関係者が取り組む「学力向上」の基盤をテーマとして、実践団体の成果や課題、実践上のポイント、意義などをまとめている。
Excelの中級クラスの関数「VLOOKUP」が使えない大学教員が7割にのぼることが2024年3月5日、WHITEのDX人材育成サービスMENTERの調査結果から明らかとなった。一方、PowerPointとWordの習熟度は比較的高く、日常的に触れる機会が多いようだ。
文部科学省は、2023年度(令和5年度)教職員団体への加入状況に関する調査結果を公表した。公立学校教職員の教職員団体加入率は、48年連続で低下し、前年度比1.5ポイント減の27.7%。日本教職員組合の加入率も47年連続の低下となった。
リシードは、学校現場でのFAX利用に関するアンケート調査を実施する。現在、学校現場でFAXはどのように使われているのか。また、紙で管理している書類をデジタル化することについて先生たちはどのように思っているのか。率直なご意見をお聞かせください。
国立大学協会は2024年2月22日、第20回となる「国立大学における男女共同参画推進の実施に関する追跡調査」の結果を公表した。国立大学全体の女性教員の比率(2023年5月1日現在)は19.3%で、前年度より0.6ポイント増加。2001年の調査開始以来増加を続けている。