教育業界ニュース
先週(2022年7月4日~7月8日)公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。教師の一体的改革推進事業の公募開始、キャリア教育アワード&推進連携表彰の募集開始、文科大臣が共通テスト数学難化にコメント等、文部科学省関連のニュースが多数あった。
現在、日本中の学校でタブレット/PC等の端末が使われています。しかし、学校や自治体によって、活用の質や量に差があるのが現状です。今回のテーマは「GIGA端末を利用して個別最適化された学びを実現してほしい」。
プログラミングオンラインレッスン「Code Land」を運営するプロキッズは、中高生を対象に、2022年8月19日~21日の3日間でオリジナル3Dゲームを開発する「Unityバーチャル夏合宿」を開催する。参加費は、1万6,500円(税込)。
江戸川大学情報教育研究所は2022年7月31日、第10回情報教育研究会「問題解決力を育成する情報科の授業をどう実現するか」をオンライン開催する。講演や研究発表の他、情報I・IIのデータ活用に焦点をあてゲーミング教材の体験も行う。参加無料。事前申込制。
広島県教育委員会は2022年7月~9月、県内の市町立小・中学校等の教職員や高等学校等を対象に、学びの変革を先導する広島叡智学園の「探究的な学びの授業」を参観する見学会を開催する。申込みは広島県電子申請システムより受け付ける。
NECは2022年7月7日、ハイブリッドワークの広まりを受け、ビジネス・教育向けパソコンMate&VersaProシリーズのラインアップを強化し、新機種9タイプ33モデルを発売した。新商品では、セキュリティ対応や音質を向上するミーティング機能搭載モデルも展開する。
アフレルは2022年7月6日、全国初となる高校向けの数学・制御・ロボットを活用したシステム開発実践教材2種を発売した。全国の普通高校200校、工業高校50校へ導入を目指す。発売にともない、教材紹介セミナーを7月27日と8月3日に開催する。
プログラミング総合研究所は、中高生のプログラミング学習における強いニーズに応え、プログラミング能力検定(プロ検)の2022年9月検定(9月5日~9月11日実施)より、Pythonによる受検を開始する。申込みは8月1日まで。
国立科学博物館をはじめとする全国の博物館等は、2022年7月25日のふくしま森の科学体験センター(ムシテックワールド)を皮切りに全国42地域で「教員のための博物館の日2022」を開催する。先生たちに各館がもつ学習資源を提示し、博物館を楽しんでもらう体験を提供する。
子供向けプリカ「シャトルペイ」を運営するシャトルは2022年7月6日、ジェネシア・ベンチャーズ、Spiral Capital、NOW等を引受先に第三者割当増資を行い、シードラウンドで約5.5億円の資金調達を実施したことを発表。あわせて「シャトルペイ」の正式提供を開始した。
文部科学省は2022年7月12日、中央教育審議会「教育振興基本計画部会(第4回)」をWeb会議で開催する。会議のようすは一般へオンライン配信する。傍聴希望者は、7月11日正午までに傍聴受付フォームから申し込む。
2022年度大学入学共通テストについて、大学入試センターの問題評価・分析委員会が「数学I」「数学I・A」の難易度を「あまり適切ではない」と評価したことを受けて、文部科学省の末松信介大臣は7月5日、「今後さらなる良問の作成に努めていただきたい」と述べた。
RX Japanは2022年10月5日~7日、「EDIX(教育総合展)オンライン」を開催する。例年東京や関西で開催されている教育分野の日本最大級の展示会が、新たにオンラインでも開催されることが決定した。
金融広報中央委員会は2022年7月5日、「金融リテラシー調査(2022年)」の結果を公表した。金融教育のプラス効果や、金融教育に対する高いニーズがあることが明らかになった。
日本ディープラーニング協会は2022年7月1日、高専生が培った「ものづくりの技術」と「ディープラーニング」を活用した作品を企業評価額で競う「第4回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2023」のエントリー受付を開始した。エントリー締切は9月末。
Foraは、2022年度より高校の必修科目となった「総合的な探究の時間」で活用できるプログラム「探究スキルUPワークショップ」および、オンライン上での個別質問が可能なツール「オンライン質問サポート」について、2022年7月1日より本格運用を開始した。