教育業界ニュース
先週(2023年1月16日~20日)公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。
ソフトバンクと東京大学先端科学技術研究センターは2023年1月19日、ICTを活用して障害児の学習・生活支援を行う実践研究プロジェクト「魔法のプロジェクト~特別支援教育ICTゼミ2023~」の協力校の募集を開始した。
教育機関向けSaaS型業務管理システム「SchooLynk Contact(スクーリンクコンタクト)」を展開する「Doorkel」は2023年1月18日、プレAでニッセイ・キャピタルをリード投資家に池森ベンチャーサポートから第三者割当増資を実施したことを発表した。
岐阜大学は2023年1月10日、大学生のメンタルヘルスを可視化するシステムを開発したことを発表した。学生には自動かつ即時に結果がフィードバックされ、相談窓口や結果に応じた相談を促すメッセージが表示される。すでに複数の大学に導入済みだという。
TACは、教員採用試験の受験者を対象に、2022年に改訂された「生徒指導提要」の解説講座を2023年2月からWeb通信講座で開始する。改訂の趣旨やポイントをわかりやすく解説し、150分×全2回で9月末までオンデマンドにて配信する。受講料は8,000円(税込)。
全国初等教育研究会と信州大学は2023年2月12日、GIGAスクール環境での授業事例や学級経営について学ぶオンラインセミナーを開催する。参加費無料。
テクノブロードは、クラウドVRデジタル理科教材「QuestCloud(クエストクラウド)」のサービスを開始した。オンライン環境下にて、3Dバーチャルならではの視覚・動きで、理科の実験や観察を行うことができる。
PTA専用支援サービスPTA’S(ピータス)を運営するさかせるは、凸版印刷の多言語WEB連絡帳システム「E-Traノート」にPTA向けの機能の追加を依頼。同社協力のもと、2023年4月1日にリリースする。新サービスの機能説明会は2月20日に開催予定。
近畿大学とNTTドコモ関西支社は2023年1月10日、仮想空間における学生の相互コミュニケーションプラットフォーム「近畿大学メタバース」を期間限定で開設。学生同士の交流がどのように図られるのかを調査することを目的にさまざまなイベントを実施する。
パナソニックインフォメーションシステムズ(パナソニックIS)は2023年1月16日、教育機関に適した仮想デスクトップ(VDI)ソリューション「Accops HyLabs」の提供を開始する。シラバスと連携可能な他、4つのメリットをあげている。
NOLTYプランナーズが中高生向けに提供するスコラ手帳シリーズは、2023年4月より手帳活用をサポートする専用アプリ「スコログ」のサービスを開始。「スコラ手帳」と共に使うことで、学習時間の管理・記録が可能となり、生活全体の可視化と質の高い指導につなげる。
リシードは、日常生活に活きる基礎的な英語能力を測る「TOEIC Bridge Tests」を提供するIIBCと共同で2023年3月1日、ウェビナー「英語外部テストを活用した自律型学習者を育てるこれからの授業」を開催する。
先週(2023年1月10日~13日)公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。追試験等98.9%が大学受験のコロナ対応実施、NECが学校ICT総合サポートの利用実態レポート公開等のニュースがあった。また、2023年1月21日以降に開催されるイベントを6件紹介する。
LearnWizは2023年1月5日、参加者の積極的な意見交換を促すオンラインツール「LearnWiz One」をアップデートした。今回実装した「複合型問いかけ」は、複数の回答方法を組みあわせた問いかけを作成できる新機能で、授業やイベントにおける交流をワンストップで実現する。
COMPASSは2023年1月12日、開発・提供する学習eポータル+AI型教材「Qubena(キュビナ)」について、慶應義塾大学SFC研究所と連携し、ICTを活用した学びにおける児童生徒および教員への影響に関する研究を開始すると発表した。
Z会は、2023年1月14日・15日に行われる大学入学共通テスト(以下、共通テスト)について、試験同日の1月14日より順次「Z会共通テスト対策サイト」において「共通テスト 分析速報」を公開する。2月初旬には詳細分析や対策の指針も公開予定。