教育業界ニュース
文部科学省は2023年3月30日、GIGAスクール構想で配備した端末の利活用状況等について、2022年8月時点の調査結果を公表した。現端末を使用可能な最終年度は、「令和5年度」0.4%、「令和6年度」8.0%、「令和7年度」51.7%であった。
先週(2023年4月17日~21日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。文部科学省が学部再編を支援、上智短大と神戸海星女子学院大学の募集停止等のニュースがあった。また、4月25日以降に開催されるイベントを6件紹介する。
クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまな相談に対応する際のポイントを聞いた。第128回のテーマは「先生がひいきをする」。
教職員支援機構(NITS)は2023年3月30日、基礎的研修シリーズ「教職スタート講座 小学校編」をWebサイトで公開した。教職未経験者に向けたオンデマンド教材。教師としての基礎スキルや学級づくり、保護者対応等、7つのテーマで30タイトルの動画を収録している。
新潟県教育委員会は2023年4月21日、2024年度(令和6年度)新潟県公立学校教員採用選考検査の実施要項等をWebサイトに公開した。申請受付期間は、4月21日から5月29日。教員採用セミナーは、対面とオンラインで開催する(事前申込制)。
山形県教育委員会は2023年4月21日、2024年度(令和6年度)採用山形県公立学校教員選考試験の実施要項をWebサイトに掲載した。原則、紙媒体での配布なし。4月22日・28日・29日、5月2日開催のオンライン説明会では、試験概要や変更点、出願留意点等を説明する。事前申込制。
食品メーカー5社は2023年4月20日、食物アレルギーに関する協同取組み「プロジェクトA」の一環として、副読本を小学校へ無料配布すると発表した。副読本は、出前授業の案内とともに、4月下旬より申込校へ順次配布する。
JMCは2023年4月3日、 学校の先生の業務負担軽減ツール「RESOLTE」をリリースした。4月18日~7月31日の期間、Google Workspace for Education 利用中の学校、教育委員会等を対象に、先着100校限定で「RESOLTE 面談調整」の無料試用を実施。5月31日締切。
文部科学省は2023年4月19日、公立学校施設の空調(冷房)設備の今後について公表した。地域の避難所としての役割も担う体育館については、空調設置とあわせ断熱性も確保するよう要請。共に国庫補助の対象となるため、自治体での検討を進めるよう促した。
小学校向け教材「ポケモンプログラミングスタートキット」を提供するポケモン・ウィズ・ユー財団は2023年4月19日、タイピング・マウス操作の自習教材「ポケモンPCトレーニング」に、時間制限等なく利用できる新モードを追加したと発表した。
エンペイは2023年4月18日、口座振替の課題や不便の解消をプラスした新サービス「koufuri+(コウフリプラス)」の提供を開始した。従来の口座振替の便利さはそのままに、 業務課題や不便の解消をプラスした新しい集金業務支援となっている。
大阪市教育委員会は2023年4月17日、2023年度(令和5年度)会計年度任用職員として、学びコラボレーター1名の募集を発表した。任用期間は2023年6月1日~2024年3月31日。月曜日から金曜日のうち週2日勤務で週15時間。報酬月額6万9,252円~9万3,380円。受付は4月28日まで。
国立教育政策研究所は2023年4月18日、同日実施された2023年度(令和5年度)全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)における調査問題・正答例・解説資料をWebサイトで公開した。中学校英語「話すこと」調査は後日公開予定。
千葉県八千代市の学習塾・日米文化学院は、大幅リニューアルした学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」の無料プランを、小学部・中学部・高校部の全クラスに2023年4月より導入することを決定した。
教育ネットとミラボは、共同開発したクラウド型デジタルAI教材「らっこたん」を使用した「第3回全国統一タイピングスキル調査」の実施を決定した。調査期間は、2023年7月31日まで。調査に協力可能な自治体を募集している。
宮城県教育委員会は、2024年度公立学校教員採用候補者選考の要項を公表した。出願は電子申請のみ、締切り5月16日。第一次選考は7月22日。