教育業界ニュース
東京都は2021年9月21日、2021年度学校基本調査の結果速報を公表した。幼保連携型認定こども園が学校数、在学者数、教員数ともに前年度から増えた一方、幼稚園と各種学校はいずれも減少。小学校と中学校では、在学者数と教員数(本務者)が増加した。
東京都町田市の女子児童がいじめを苦に自殺した問題等を受けて、文部科学省は2021年9月21日、いじめの積極的な認知を含むいじめ防止対策について、いじめ防止対策推進法等に基づいた対応を行うよう、全国の教育委員会等の学校設置者に通知した。
三重県教育委員会は2022年1月から、県内小中学生対象の学力テスト「みえスタディ・チェック」をCBT化して実施する。児童生徒は、GIGAスクール構想で整備された1人1台の端末上で解答。正解・不正解に応じて提供される問題に取り組むことで、学習内容の理解や定着を目指す。
ファイザーとドイツのバイオンテック(BioNTech)は2021年9月20日、5~11歳の子供向け新型コロナウィルスワクチンの臨床試験で有効性と安全性が確認できたと発表した。
アディッシュは2021年10月6日より、公立私立の小・中・高等学校の教職員を対象に、「生徒指導に役立つ教職員向け研修会 秋の陣」を全6回の日程でオンライン開催する。参加無料。
文部科学省は2021年9月17日、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた新学期への対応等に関する状況について、第2回調査結果を公表した。9月13日時点で短縮授業または分散登校を実施している割合は、高等学校と中等教育学校で3割を超えた。
文部科学省は2021年9月16日、新型コロナウイルス感染症ワクチンの大学拠点接種について、9月20日週にワクチン接種を開始する大学の状況を発表した。神田外語大学、大阪国際大学等、4大学が開始する。
先週(2021年9月13日~9月17日)公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。オンライン授業の出席扱いの規定や受験生のワクチン接種への配慮要請、大学入学共通テストの追試会場設置等、学校や受験のコロナ対策に関して文部科学省からの発表が多数あった。
今回は「子供たちが公園で密になって遊んでおり、コロナ感染拡大が心配なので、ソーシャルディスタンスを保つように学校できちんと指導を徹底してほしい」がテーマ。
新型コロナウイルスによる全面休校の日数は、教育段階が高いほど、学校の完全閉鎖期間が長い傾向にあることが、OECD(経済協力開発機構)が2021年9月16日(現地時間)に発表した調査結果より明らかになった。
2018年の初等教育から高等教育の公的支出が国内総生産(GDP)に占める割合は日本が4.0%で、OECD平均4.9%を下回っていることが、OECD(経済協力開発機構)が2021年9月16日(現地時間)に発表した調査結果より明らかになった。
6~15歳の子供が新型コロナウイルスに感染した場所は、「学校等」が増加傾向にあることが2021年9月16日、厚生労働省の調査結果からわかった。9月に「学校等」で感染した割合は、6~12歳が10.9%(前月比4.3ポイント増)、13~15歳で16.8%(同2.9ポイント増)であった。
アディッシュとその子会社のアディッシュプラスは2021年9月29日と10月12日、教育関係者向けに、いじめの早期発見・解決策にいじめ匿名連絡サイト「スクールサイン」を活用している自治体担当者による事例紹介イベントを開催する。
TOSSは2021年9月19日、教員、保育士、教育行政・管理職等を対象に「TOSSサマーセミナー2021」をオンライン開催する。参加費は1日2万円、午前のみ1万1,000円、午後のみ1万5,000円、学生1万円。
世界のK12教育市場は、2021年~2027年の予測期間において、26.7%以上の成長率が見込まれていることが、Report Oceanが2021年9月14日に発行したレポートより明らかとなった。
GMOインターネットは、提供するGIGAスクール対応教育機関専用インターネット回線「GMO光アクセス for Education」の導入小中学校が、2021年9月1日時点で全国で670校を突破したと発表した。国内のデータ通信量が増加する中、通信の劣化を極力低減できるという。