2022年度(令和4年度)大学入学共通テストについて、文部科学省は2021年9月14日、体調不良の受験生が安心して選択できるよう、全都道府県に追試験会場を設置すると発表した。 2022年度(令和4年度)大学入学共通テストは、2022年1月15日と16日に本試験、2週間後の1月29日と30日に追試験を実施する。 文部科学省は、体調不良の受験生が安心して選択できるよう、2021年度に引き続き、全国47都道府県に追試験の試験場を設置することを決定。9月14日付で通知を発出した。 大学入学共通テストの追試会場については、全国高等学校長協会が2022年度も引き続き全都道府県に設置するよう要望していた。 9月14日に会見した文部科学省の萩生田光一大臣は「各大学においてはすでに総合型選抜が始まったところだが、昨年度の共通テストを含め大きな混乱なく実施することができた経験を生かしつつ新型コロナウイルス感染症に対応した試験実施のガイドラインを踏まえて万全の体制で実施に臨んでいただきたい」と述べた。 受験生に向けては「現在の感染状況の中で不安を抱えながらも大学進学を目指し準備を進めているところと思うが、引き続きマスクの着用や手洗い、密の回避等、基本的な感染症対策の徹底を行っていただき、目標に向かって頑張っていただきたい」と語った。