教育業界ニュース
子供や若者の自殺が長期休暇明け前後に増加する傾向を踏まえ、厚生労働省は2023年8月1日、政府全体で子供・若者の自殺防止に向けた取組みを強化し、集中的な啓発活動を実施すると表明した。ポスターや動画の掲示、相談窓口の周知、学校への働きかけなどを開始している。
情報処理学会は2023年7月31日~ 2024年1月31日、高等学校情報科のための教員研修をオンデマンドにて実施する。受講料は、個人の場合講座数にかかわらず一律2,200円(税込)、団体1機関3万3,000円(税込)、情報処理学会会員は無料。申込締切は12月15日。
リシードは先生が自身のICT活用能力についてどのように感じているのか、ICT機器を活用した授業にどのようにして取り組んでいるのかを調査する。ICT機器の活用について、先生ご自身の率直な意見をお聞かせいただきたい。
愛知県教育委員会は2023年7月31日、2025年度採用の愛知県公立学校教員採用選考試験日程を発表した。例年より1か月ほど時期を前倒しし、第1次試験は6月15日、第2次試験は7月下旬ごろ、合格発表は8月下旬に実施する。また、大学3年生なども第1次試験を受験できるようにする。
エン・ジャパンは、「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」において2023年8月27日まで、茨城県の中高一貫校6校とIT未来高等学校1校の「校長」を公募している。教員免許不問。多彩なバックグラウンドをもつ新しい教育者を募る。
スタディプラスは2023年7月31日より、教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」において、新機能「成績管理機能」を提供開始した。成績記録データを、先生と生徒双方が自動で共有できるという。
ソフトバンクは2023年9月下旬より、中学・高校向け教育プログラム「AIチャレンジ」の導入校向けに、生成AIについて学べる「生成AI活用入門教材」の提供を開始すると発表した。8月下旬から9月中旬には、協力校にて実証授業を実施するという。
iUは2023年8月17日~19日の3日間、アントレプレナーシップ教育やデザイン思考を教育現場で実践するためのワークショップ「共創teacher2023 summer」を墨田キャンパスにて無料開催する。事前申込制。対象は中高教職員などで1日だけの参加もできる。
精神疾患を理由に離職する教員が過去最多を更新したことが、文部科学省が2023年7月28日に発表した2022年度「学校教員統計調査」の中間報告で明らかとなった。
先週(2023年7月24日~28日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。
クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまな相談に対応する際のポイントを聞いた。第141回のテーマは「転校した際にGIGA端末のデータが引き継げない」。
ミカサ商事は2023年8月12日、「校務も授業も校内全員で!"遠藤流" Google for Education 活用セミナー!」をオンライン開催する。岡山市立横井小学校教諭の遠藤隆平氏が、校務や授業、特別活動での活用について講演する。参加費無料。
東京都教育委員会は2023年7月27日、2022年度に実施した都立学校教員の勤務実態調査の集計結果を公表した。2017年度の前回調査と比較すると、1日あたりの平均在校時間はすべての職種において減少したが、1週間あたりでは依然として長時間勤務の教員が多いことがわかった。
学校法人学習院は2023年7月27日、学習院女子大学を学習院大学に統合することを発表した。最短で2026年(令和8年)4月に統合する計画で、設置認可に向けて準備を進めていくとしている。
宝仙学園中学校・高等学校は2023年9月9日、「2024年度教員採用説明会」を開催する。英語科、国語科、数学科、理科科(生物・化学・物理)、社会科(日本史・世界史)、保健体育科、探究科の常勤・非常勤を募集する予定。
ブリタニカ・ジャパンは2023年9月上旬、Britannica STEAM SERIESの第1弾として「ブリタニカSTEAMブック」を刊行する。価格は1,045円(税込)。冊子は100ページ前後でA4サイズ。デジタルコンテンツとして、ワークブックと研究者インタビュー動画などを付属している。