教育業界ニュース
政府の経済財政諮問会議は2021年6月18日、「経済財政運営と改革の基本方針2021(骨太方針2021)」を閣議決定した。中学校への35人学級導入の検討、災害時等にオンライン教育に移行できる態勢を年内に全国で整えること等を盛り込んでいる。
文部科学省は2021年6月17日、飛鳥新社の記事に対する抗議文書を公表した。「危機に立つ教科書検定 教科書調査官が突然泣き出した」と題した月刊Hanadaの2021年7月号掲載記事について、事実誤認と強く抗議し、記事の撤回を求めている。
「New Education Expo 2021 東京」が2021年6月3日から5日に開催された。ブリタニカ・ジャパンのデジタル教材と、同教材を活用した協働学習の授業実践に関する東京学芸大学教育学部准教授大村龍太郎氏のセミナーのもようをお伝えする。
東京都教育委員会は2021年6月15日、2021年度東京都公立学校教員採用候補者選考(2022年度採用)の応募状況を発表した。応募者数は、前年度より1,120人減り、過去12年でもっとも少ない1万226人。応募倍率は、前年度と同じ3.9倍であった。
第6回目の対談は埼玉県小学校にてICT教育を実践しながら教員コミュニティ「Type_T」代表としてプログラミング教育を広く発信している鈴谷大輔先生と、オンラインで開催された。
大学入試センターは2021年6月11日、2023年度(令和5年度)大学入学共通テストの日程や出題教科・科目の出題方法、問題作成方針を発表した。本試験は2023年1月14日と15日に行われる。
名古屋市教育委員会は、GIGAスクール構想において市立小中学校に配布を進めているタブレット端末について、市の個人情報保護条例に違反している疑いがあるとして使用を一時中止した。目的を明らかにしないまま操作履歴を収集して保管していることが問題視されている。
大学の人員・施設等を活用した新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について、萩生田光一文部科学大臣は2021年6月11日、97大学から申請の相談があり、そのうち32大学が接種の申請を行ったことを明らかにした。
高校生の学びはより高度になることから、大人と同じレベルのデバイスを「文房具のように使いこなす」ことが求められる。オンラインでもオフラインでも活用できる、学びに必要なアプリケーションが幅広く利用できるWindows デバイスについて紹介する。
Googleは2021年6月10日、プログラミングを学んだ先にどのような可能性があるか知ることができる雑誌「STEAM Career Magazine」の第2号を公開した。印刷版の雑誌を希望する学校に無料で送付する。申込締切は7月22日。
中高合同相談会「スクランブル進学フェスタ2021」が2021年8月29日に多摩センター、9月5日に武蔵小杉で開催される。6月23日まで相談ブース出展校を募集する。
東京都立高校全日制普通科の入試で行われている男女別定員制の廃止を求め、都立高校現職教員らが組織する「東京ジェンダー平等研究会」は2021年6月9日、会見を行った。ネット署名には2万9,000人以上が賛同しており、女子生徒が不利になる入試制度の見直しを訴えている。
世界大学評価機関の英国クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds、以下「QS」)は2021年6月9日、世界大学ランキング2022を発表した。日本の大学は48%が前年より順位を下げた。
大学におけるワクチン接種の取組みを支援するため、文部科学省は2021年6月4日、省内に「大学等ワクチン接種加速化検討チーム」を設置した。大学等の教職員・学生へのワクチン接種を加速化させるため、約40人体制でチームを組んで進めていく。
Google for Educationは2021年6月19日、GIGAスクール構想実現に向けたオンラインセミナー「学びの質を支える授業研究とICT活用 久喜市版『未来の教室』事業の初年度を振り返って」をYouTube配信にて開催する。参加無料・事前登録制。
マイクロソフトは2021年5月26日、教育版マインクラフト「Minecraft: Education Edition」が学校だけでなくクラブやキャンプ、非営利団体、その他の組織で使えるようになったと発表した。