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Studyplus for School、教材配信システムをリリース

 スタディプラスは2023年4月25日、「Studyplus for School」における新機能「教材配信システム」の提供開始を公表した。これまでは先行利用の申込機関のみ利用可能だったが、今後は「Studyplus for School」導入中のすべての教育機関で利用可能となる。

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「Studyplus for School」生徒へ向けた教材配信システムをリリース
  • 「Studyplus for School」生徒へ向けた教材配信システムをリリース
  • 教材の種類「ドリル」
  • 教材の種類「デジタル進度表」
  • 「デジタル教材登録コード」を入力し、対象のデジタル教材を生徒に配信
  • 配信したデジタル教材の学習進捗を確認

 スタディプラスは2023年4月25日、教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」における新機能「教材配信システム」の提供開始を公表した。これまでは先行利用の申込機関のみ利用可能だったが、今後は「Studyplus for School」導入中のすべての教育機関で利用可能となる。

 「Studyplus for School」は、生徒と先生を学習記録アプリ「Studyplus」でつなぎ、生徒の日々の学習ログを先生が見守り助ける、教育機関向けの学習管理プラットフォーム。紙の教科書・参考書からデジタルの映像・演習教材まで、あらゆる学習ログを一元化・可視化することで、先生の業務負荷を軽減しながら、生徒の学びの個別最適化を支援する。

 2023年4月より大幅にリニューアル。生徒の入室、出席、予定、成績等の管理や、保護者・生徒との連絡等、多岐にわたる業務をデジタル化できる「教室管理システム」や、AIドリルを生徒に配信できる「教材配信システム」が使える無料プランの提供を開始した。

 新機能の「教材配信システム」は、出版社の市販教材や先生自身が作成したオリジナル教材を、デジタル教材として「Studyplus for School」上で生徒に配信し、これまで紙で管理していた定着度や学習進度等もデジタル化することができる。生徒の過去の学習内容に応じて定着度を可視化できるため、定着度が低い問題に集中的に取り組む等、効率的な学習も可能。特に、単語や一問一答等、繰り返し問題を解く教材にお勧めだという。

 「Studyplus for School」では、今後も「ドリル」教材の拡充や機能改善を行い、教育機関における個別最適な学びの実現に向けた支援を行っていくとしている。

《木村 薫》

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