NoSchoolが運営する通信制高校サポート校・マナリンク高等学院は2024年5月10日、中京高等学校（岐阜県瑞浪市）との提携を発表した。中京高等学校のブランド力とマナリンク高等学院のオンライン授業×個別指導のノウハウを生かし、生徒ひとりひとりの学びをサポートしていく。
マナリンク高等学院は、全国どこからでも通えるオンラインの通信制サポート校。「教員のキャリアの幅を広げること」「通信制高校から大学進学を実現すること」を理念に、登録する約600名の講師がそれぞれの強みを発揮しつつ、オンライン授業のプロとして生徒の成長をサポートしている。
中京高等学校通信制課程は、全日制の経験と歴史を生かして展開。建学の精神「学術とスポーツの真剣味の殿堂たれ」に基づいた運営を行っている。通信制課程では、自分の進路や必要なサポートに応じてコースを選ぶことが可能。特に「サポート校コース」では「大学受験に力を入れたい」と考える生徒が、志望する大学受験科目に多くの時間を割くことができるコースとなっている。
通信制高校の生徒は、文部科学省調査によると2023年度に26万4,974人と過去最多。中途退学や働きながらの高校卒業だけでなく、不登校や学校に行きづらさを抱えた生徒の支援にも注力しており、そのような背景から、多様なニーズの受け皿となるために通信制サポート校との連携が重要視されているという。
中京高等学校では自分のペースで学習を進めながら大学進学を目指す生徒が在籍しており、そのような生徒の志望校や学習スピードにあった個別最適な支援を行うべく、今回の提携が決定した。マナリンク高等学院のオンライン授業のプロ講師陣と共に大学進学率の向上を目指し、教育格差の解消に向けた取組みを進めていくという。
マナリンク高等学院の徃西聡代表は、今回の提携について「伝統と歴史のある中京高等学校の教育ソースと私たちのテクノロジーのノウハウを生かし、共に教育現場の変革に挑戦していきます」とコメントした。
