スタディプラスは2023年6月2日、東京都が先端プロダクトを有するスタートアップと協働して都政課題の解決を目指す「King Salmon Project(キングサーモンプロジェクト)」に採択されたことを発表した。
「King Salmon Project」は、東京都が先端事業と都政課題のマッチング、および都政の現場を活用した実証実験と販路拡大のための戦略立案などを支援し、先端事例をモデル化するプロジェクト。名前の由来は、「東京とともに成長したスタートアップが、グローバルの大海でさらに大きく成長し、ゆくゆくは東京でまた後に続くスタートアップを生み、育てるような存在になって来てもらいたい」という願いを、サケの生態系になぞらえて表現したものだという。
今回スタディプラスは、2023年度の先行導入プロジェクト(第3期)において採択された。事業では教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studypuls for School」を通じて、都立学校における教員・保護者間の連絡業務の効率化・高度化に取り組む。また生徒の出欠状況を見える化し、校内で共有する仕組みなどについても検討し、教員の連絡業務の負担軽減を目指すとしている。
2023年度の先行導入プロジェクト(第3期)では、スタディプラスのほか、マイクロベースとDr. JOYの計3社が採択されている。