合同出版は2022年4月19日、「学力底辺校・本気で挑んだ学校改革 5つの視点で当たり前を目指す!」を刊行する。無駄な会議の廃止や教科担任制の導入等の実践内容が集約されている。定価1,500円(税別)。 「学力底辺校・本気で挑んだ学校改革 5つの視点で当たり前を目指す!」は、北海道紋別市立潮見小学校での実践をもとに、改革前と改革後で簡潔に紹介している。潮見小学校は、数年前までは授業についていけない子が多数見られたり、生徒指導上の問題が頻発したりと厳しい状態であったが、3年間学校課題に向き合ったことで、かなり改善されたという。 本書は、「子供の力を高める学校をつくる」「目標レベルを改善する」「学習環境レベルを改善する」「教育活動レベルを改善する」「職場環境・校務レベルを改善する」「教員研修レベルを改善する」の6つの章に分け、それぞれの事例を紹介している。「不必要な活動や会議を削って授業時数を確保する」「チェンジ型教科担任制を導入する」「職場環境をデジタル化する」「運動会と学芸会の廃止。新たに体育参観日と学習発表会を開催」等、興味深い内容が満載となっている。 学校を変えたいけれど、何から手をつけたらいいのかわからない、当たり前のことができていないといった課題を、日頃から感じている学校関係者にお勧めできる。 「学力底辺校・本気で挑んだ学校改革 5つの視点で当たり前を目指す!」は定価1,500円(税別)。全国の書店の他、オンライン書店で購入できる。