教育業界ニュース
先週(2023年11月20日~11月24日)公開された記事から、文科省が高校1,000校程度を「DXハイスクール」に指定、中小機構・起業家教育プログラム支援校募集などのニュースがあった。また、12月6日以降に開催されるイベント10件を紹介する。
KENTEMは2023年11月21日、情報モラル・ICT学習サービス「エンサップ」において、小学生向けの「プログラミング動画」を新たに無償公開した。バブルソートなどのプログラミング的思考やScratchの使い方など、学校・自治体、教育機関のプログラミング教育を支援する。
私立大学情報教育協会は2023年12月21日、大学・短期大学に所属する職員および教員などを対象に、DX推進に向けた取組みなどの情報を提供する研究講習会を開催する。参加費は、加盟校1名につき1万5,000円、非加盟校は1名につき3万円。
Google for Educationは2023年12月16日、アートホテル鹿児島(鹿児島市)にて、GIGA利活用推進キャラバン「3年目以降の活用推進に向けた実践紹介とこれからの教員の働き方について考える全国キャラバン@鹿児島」を開催する。参加費無料。応募締切は11月28日。
iTeachers TVは2023年11月22日、東京成徳大学中学・高等学校の和田一将先生による教育ICT実践プレゼンテーション「国際的視点を養う『英語力』と『創造力』を鍛える授業」を公開した。学校行事や英語の授業を通した「創造力」「英語力」を育てる実践を紹介する。
ICT CONNECT21と鳴門教育大学教員養成DX推進機構は2023年12月16日~17日の2日間、2023年度「教員養成DX・ICT活用教育シンポジウム」を鳴門教育大学とメタバース空間により、ハイブリッド開催する。参加無料。事前申込制。申込期限は12月14日午後6時。
文部科学省は、GIGAスクール構想の第2期を見据えた1人1台端末の更新のため、都道府県に総額2,643億円の基金を造成する。5年程度かけて端末を計画的に更新するとともに、予備機や入出力支援装置の整備も支援する。2023年度(令和5年度)補正予算案に更新費用を盛り込んだ。
文部科学省は、全国1,000校程度の高校を「DXハイスクール」に指定し、高校段階のデジタル人材育成の強化に着手する。2023年度(令和5年度)補正予算案に「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」として、100億円を計上した。
SRJは2023年12月7日、フリースクール・学習塾等関係者を対象に、無料オンラインセミナー「自立型教育で成功!地域を繋ぐ“超少子化時代”の教室運営・時間術」を開催する。参加費無料。Webサイトより申し込む。
先週(2023年11月13日~11月17日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。小中高生の8割「ICT授業は楽しい」利用頻度と相関、QSアジア大学ランキング2024で東大14位などのニュースがあった。また、11月以降に開催されるイベントを17件紹介する。
オンライン教育産業協会は、2023年11月10日に閉幕した「オンラインラーニングフォーラム2023」での約120講演の見逃し配信を、11月24日までの期間限定で行う。見逃した講演や、もう一度見たい講演が視聴できる。
同志社大学と西日本電信電話(NTT西日本)、NTT EDXは2023年11月16日、教育・学習活動への生成AI活用実証事業を連携して実施し、学生や教職員らを対象とした新たな「教えと学び」の仕組みづくりに取り組むと発表した。
東京学芸大学と東京学芸大学・3市連携IT活用コンソーシアムは2023年12月3日、東京学芸大学ICTセンター教育情報化研究チーム、東京学芸大学先端教育人材育成推進機構データ駆動型教育創成ユニットと共催で、「教育フォーラム2023」を開催する。参加費無料。
全国大学実務教育協会は2023年12月15日、設立50周年記念講演会をホテルグランドヒル市ヶ谷にて開催する。当日は、文部科学省の髙見英樹氏と日本経済団体連合会の池田三知子氏、全国大学実務教育協会 代表理事・副会長の清水一彦氏による講演が行われる。
ミカサ商事は2023年11月23日と12月2日、教職員向け生成AI活用セミナー「生成AIの教育利用ステップアップコース~自治体・学校における生成AI活用ガイドライン策定の実践マスター講座~」をオンライン開催する。参加費は、個人2万円、団体5万円(5名まで)。期間限定で動画配信も行う。
横浜市内4大学(神奈川大学・関東学院大学・横浜国立大学・横浜市立大学)は2023年12月9日、大学教職員・学生などを対象に「ヨコハマFDフォーラム」を開催する。遠隔授業と対面授業の組み合わせの検討を通じて、新たな大学教育モデルの構築を目指すという。