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大分県の教員採用、志願者1,120人…対前年度254人減

 大分県教育委員会は2024年5月10日、2025年度(令和7年度)採用の大分県公立学校教員採用選考試験の出願状況を公表した。出願者数は一般・特別選考あわせて1,120人、一般選考の出願倍率は前年度比0.7ポイント減の2.6倍。

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令和7年度大分県公立学校教員採用選考試験 出願状況
  • 令和7年度大分県公立学校教員採用選考試験 出願状況
  • 令和7年度大分県公立学校教員採用選考試験(令和6年度実施)

 大分県教育委員会は2024年5月10日、2025年度(令和7年度)採用の大分県公立学校教員採用選考試験の出願状況を公表した。出願者数は一般・特別選考あわせて1,120人、一般選考の出願倍率は前年度比0.7ポイント減の2.6倍。

 2025年度大分県公立学校教員採用選考試験は、4月8日から30日まで出願を受け付けた。一般・特別選考ののべ出願者は前年度比254人減の1,120人。うち、第一志望出願者数は前年度比187人減の991人となった。

 選考区分でみると、一般選考1,055人、特別選考65人が出願。一般選考の出願倍率は2.6倍と前年度より0.7ポイント減。校種別の出願倍率は、小学校が1.4倍(前年度比0.2ポイント減)、小中連携が1.5倍(同0.7ポイント減)、中学校が2.8倍(同0.6ポイント減)、高等学校が5.3倍(同3.0ポイント減)、特別支援学校が1.2倍(同0.8ポイント減)、養護教諭が10.9倍(同2.6ポイント増)、栄養教諭が14.0倍(同11.0ポイント減)。

 大分県教育委員会は、2025年度の出願状況について、試験区分によっては出願者の確保に一定の成果が見られた教科もあり、積極的な広報活動の効果が認められるとした。2025年度採用は第1次試験を約1か月ほど早期化することから、早期化の効果を検証しながら、今後も出願者数の増加につながる方策を検討する必要があるとしている。

 今後は、第1次試験を6月16日に実施し、7月16日に結果を発表。第2次試験は、8月3日~10日の指定する日に実施。結果は、8月30日に発表される。

《畑山望》

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