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KEIYOバス置き去り防止「AN-S111」国交省ガイドライン適合

 慶洋エンジニアリングは2023年4月7日、送迎バス置き去り防止支援システム「AN-S111」を発売する。同製品は、国土交通省策定の「降車時確認式後付け置き去り防止支援装置」のガイドラインに適合している。価格は取付設置工賃を除き7万8,800円(税込)。

ICT機器 その他
KEIYO送迎バス置き去り防止支援システム「AN-S111」
  • KEIYO送迎バス置き去り防止支援システム「AN-S111」
  • 運行終了時のバス車内未確認
  • 本体ユニット、確認ボタン、電源ケーブル
  • 置き去りを検知
  • バス位置情報、園児乗降状況をメールでお知らせ

 慶洋エンジニアリングは2023年4月7日、送迎バス置き去り防止支援システム「AN-S111」を発売する。同製品は、国土交通省策定の「降車時確認式後付け置き去り防止支援装置」のガイドラインに適合している。価格は取付設置工賃を除き7万8,800円(税込)。

 2022年10月、政府は静岡県牧之原市において発生した認定こども園の送迎バスへの置き去りによる子供の死亡事故を受け、バス送迎にあたっての安全管理の徹底に関する緊急対策をとりまとめた。バス送迎時の所在確認と送迎バスへの安全装置の装備の義務化について、2023年4月から施行され、1年間の経過措置が設けられているが、6月末までの装備が求められている。

 今回、国土交通省のガイドラインに適合した「AN-S111」は、降車時後方確認式でバスのエンジンを停止(ACCオフ)後に作動。音声ガイダンスで車内に残された人がいないかの点呼や確認を促す。各座席を点検後、後方に設置された確認ボタンを押すことでシステムが停止する仕組みのため、ボタンを押さずに下車すると警報ブザーがなり、一定時間経過するとホーンも鳴るという。

 商品は、本体ユニットと確認ボタン(ケーブル約10m)、電源ケーブル(約3.5m)がセット。価格は取付設置工賃を除き、市場想定売価7万8,800円(税込)。カーショップ、車載用機器販売商社、Amazon、Webショップ等で4月7日に発売予定。

 また、追加の別売オプション品として園児緊急用SOSホーンボタン「OP-037ACA」、メンテナンスボタン「OP-038ACA」、確認ボタン用延長ケーブル6m「OP-036CRA」も用意。

 さらに、4月中旬には機器を追加して機能を強化した降車時後方確認式+ビーコン検知「AN-S112」、降車時後方確認式+ビーコン検知+メール通知「AN-S113」を発売する予定。

◆AN-S111
発売:2023年4月7日(金)
JAN:4545708004418
市場想定売価:7万8,800円(税込) ※取付設置工賃除く
購入方法:カーショップ、車載用機器販売商社、Amazon、Webショップ等で購入する

《いろは》

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