フォレストデジタルが提供する空間型VR「uralaa(うらら)」が、北海道十勝郡浦幌小学校の校外学習に活用された。uralaaで自然空間に没入する体験を通し、知的探求心を育むきっかけを提供した。
フォレストデジタルは、「デジタル技術を用いて森や自然の価値を共有する」ことを目指すデジタル・ウェルビーイング企業。2020年には、浦幌町と共同で没入自然空間「uralaa park urahoro(うららパーク浦幌)」をオープンした。また、没入自然空間サービス「uralaa」を一般リリースする等の活動をしている。
エンターテインメントでの活用事例が多いVRだが、uralaaは身近な自然や一次産業の魅力を子供たちに伝えられるサービスとして教育的価値を期待されている。
今回uralaaを体験したのは、浦幌小学校の5・6年生50人。10人ずつのグループに分かれ、1グループあたり8分間uralaaを体験した。体験したテーマは、地域の魅力を再発見できる「十勝の四季」。
体験した子供からは「木のいい匂いがした」「もっと見たかった」「きれいだった」「リスがかわいかった」といった感想が聞かれ、「体験してよかった」といったポジティブな反響が多く寄せられた。