ブロードバンドとは
読み
ブロードバンド
表記
Broadband、Broadband Network、類語:ワイドバンド、類語:高速回線
分類
技術
ひとことで言うと
「大容量のやりとりが可能なインターネット通信網」
解説
「ブロードバンド」は、「広帯域」の意味。大容量のやりとりが可能なインターネット通信網「ブロードバンド・ネットワーク」を略して、「ブロードバンド」と呼ぶことが多い。
インターネットの黎明期である1980年代には「音響カプラ」が、1990年代には「通信モデム」が、電話回線を利用する通信機器として普及していた。その後、同じ電話回線を用いていてもより高速なデータ通信が可能な「ADSL」、そして光ファイバーによる「光回線」が一般にも普及。この時期から、これらが「ブロードバンド」と呼ばれ宣伝されたことで、身近な用語となった。これに対し、モデム以前の低速な通信方法は、「ナローバンド」(Narrow band:狭帯域)と呼ばれるようになった。
ナローバンドでは、写真1枚を送受信するのに数分がかかる時代もあったが、文字どおり、回線がブロードバンドになったことで、一瞬で画像、さらには動画まで送受信可能になった。
総務省によると、2020年3月時点のの世帯カバー率(推計)は99.1%。
関連用語
最終更新日:2016年6月10日(リセマム「教育ICT用語」より転載)