教育業界ニュース
2021年1月に実施された第1回大学入学共通テスト(以下、共通テスト)について、「入試改革を考える会」は5月21日、文部科学省内で記者会見を行い、「高校までの学習指導要領を適用させ過ぎている」「思考力を試す問題とはなっていない」等、問題点を指摘した。
NHK文化センターオンライン教室は2021年6月から8月の全3回にわたって、教育哲学者の苫野一徳氏によるオンライン講座「教育を哲学する」を開催する。NHK文化センター会員・一般の受講料は1万890円(税込)。
先週(2021年5月17日~5月21日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。各自治体のICT環境整備状況の確定値発表や大学の遠隔授業例、GIGAスクール端末の使い方動画等に関するニュースがあった。
新しいクラスが始まり、そろそろ2か月が経ちます。少しずつ落ち着いてくることで、それまではあまり気になっていなかったことが気になりだすことがあります。今回は、「勉強が苦手な子供の勉強をもっとしっかり見てほしい」ということをテーマにします。
ヒューマノーム研究所と三田国際学園中学校は2021年5月21日、データ解析・AI構築プラットフォーム「Humanome CatData」を用いた教育プログラムを共同開発したと発表した。三田国際学園の授業でプログラムを実施し、AI時代のキャリア教育の効果について検証していく。
日本マイクロソフトは2021年7月15日まで、「マイクロソフト認定教育イノベーター2021-2022年度プログラム」の参加応募を受け付けている。6月19日と23日には、応募説明会をオンラインで開催する。
任天堂は2021年5月20日、Nintendo Switch用ソフト「ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング」の紹介動画を公開した。ナビに従って体験する「ナビつきレッスン」やゲームを自由に作る「フリープログラミング」の使い方、魅力等を伝えている。
私学マネジメント協会は2021年6月17日、私学マネジメント定例セミナーをオンラインで開催する。オックスフォード大学社会学科およびニッサン現代日本研究所教授の苅谷剛彦氏を招き、コロナ禍を経験する中で見えてきた日本の教育の課題や問題点について紹介する。
アロー教育総合研究所は2021年6月1日、高校教員や学習塾・予備校関係者を対象に「2021年高大接続総会」を開催する。出展大学44校による個別相談、有職者によるプレゼンテーション等を実施予定。
WizWeは2021年6月15日、オンラインセミナー「学生がやる気になる環境設計―岩崎学園の自学自走への取組み―」を開催する。対象は大学・専門学校関係者。参加費は無料で、事前申込み制。
サードウェーブは2021年6月10日、学校・教育機関・研究機関向けウェビナー「NVIDIA最新情報アップデート GTC21から」を開催する。4月に開催されたGTC21から、ハードウエア、ソフトウエアなどの最新動向を紹介する。参加費は無料。
イオマガジンは2021年5月20日~6月30日の期間、世界各国で利用されるeラーニングシステム「Moodle」において、大学等を対象とした「大学・高等教育機関のオンライン教育特別支援プラン」を提供する。初期導入費用無料でオンライン教育に必要な各種機能を利用できる。
アドビは2021年4月27日に開催されたAdobe Summitにおいて、Microsoft TeamsとAdobe Document Cloudの新たな統合「Adobe Sign for Microsoft Teams」を発表。Adobe Signユーザーは、電子サインとPDFツールをMicrosoft Teamsから直接利用できるようになる。
水泳用品メーカーのフットマークは、装着することでプール内での飛沫拡散を軽減できるマスク「水泳レッスンマスク」を発売している。学校教育現場を中心に採用されており、初回計画数5万枚が完売した。現在、25万枚を追加生産している。
東和エンジニアリングは、学校・教育施設における密や接触を避けた環境づくりを支援している。顔認証による「検温記録管理」、学生のスマートフォンを活用した「出席管理システム」、人の集まっている場所が事前にわかる「見える化ソリューション」を提供している。
文部科学省は2021年5月24日、第26回「大学入試のあり方に関する検討会議」を開催する。傍聴者なしのWeb会議による開催とし、会議の模様は「YouTube」文部科学省会議専用チャンネルでライブ配信する。